モータースポーツ

シトロエンのモータースポーツ活動は伝統的にラリーを中心として行われている。

1990年代にはダカール・ラリーを中心とするラリーレイドを中心に活躍し、1991年にアリ・バタネンが総合優勝。1994年~1996年にはピエール・ラルティーグが総合3連覇を達成するなど、当時はラリーアート(三菱)の最大のライバルとして立ちはだかった。

世界ラリー選手権(WRC)には1986年のグループB時代に参戦した後一時活動を休止していたが、2001年より本格的なワークス参戦を再開した(2006年に一時ワークス活動を休止しているが、翌2007年に復帰)。ワークス・チームでは2011年現在WRCの最多勝記録を持つセバスチャン・ローブを擁しており、2004年からドライバーズタイトルを7連覇中である。マニュファクチャラータイトルも2003年~2005年、2008年~2010年に獲得している。